GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えリ TokyoMX(3/25)#24終
最終回 第24話 斯く戦えリ
伊丹は33歳、趣味に生きる男。
帝都に到着して悪所街診療所でピニャ救出の策を練る。
栗林や黒川、富田のかつての部下が集合する。
ピニャ皇女殿下と皇帝陛下の救出作戦を決行する。
レレイとロゥリィは正面玄関を賓客として突破可能。
伊丹はお付の下男として同行。
栗林はテュカと皇城内の兵士を無力化する。
黒川、ヤオは皇帝の救出に向かう。
薔薇騎士団が日本自衛隊と共同作戦で帝国を脱出した。
その罪を咎められるピニャ皇女。
帝国を脱出すれば裏切り者、残っても暗躍の策を弄する裏切り者と
疑いを掛けられる帝国の現状を皮肉る。
そこに登場した伊丹、レレイ、ロゥリィ。
ジャイアントオーガをけしかけるゾルザル、ロゥリィとレレイが迎撃。
それでも伊丹との1対1でならと往生際の悪さを見せる。
耳元を掠める射撃、何時でも狙っている、何時でも命を奪える。
レレイの暗殺を中止してもらいたい、ピニャを救出する。
私たちは皆に愛される自衛隊ですから。
栗林、黒川たちを乗せて高機動車で脱出する。
伊丹の膝の上に座るロゥリィ、羨ましい倉田。
城門が閉められるが富田たちが脱出を手引する。
本来はピニャ皇女の救出が本来の目的。
しかし皇帝陛下も救出するべきとの上の判断だった。
これで講和派の元老議員も救出したのでゾルザルを
国賊として撃てと日本は命じている。
その提案に乗ってみたいと目覚めた皇帝。
イタリカでピニャを皇太女として正式に任命する。
帝国の正統王府をそこで建国する。
ゾルザルは狙撃が耳について離れない、北東に避難する。
帝国を滅ぼそうと暗躍してきたテューレ、しかし虚しく涙が溢れる。
黄薔薇隊長ボーゼスは富田と交際、懐妊していた。
白薔薇隊長ヴィフィータは健軍と交際中、菅原はシェリーと、
柳田も回復してデリラが甲斐甲斐しく世話をしていた。
そんな調印式の大事な日に有給休暇の伊丹。
夏のコミケに同人誌購入に向っていたが、レレイ、テュカ、ロゥリィの
3人が密かに同行していた。
狭間陸相の許可を取って伊丹に案内を求めた3人。
またもや同人誌購入は敵わなかった。
1期のOP映像と曲で終了。
---最終回---
流石に伊丹の単独行動は行わなかったですね。
でもかつての部隊だけで突入に近いですが、ピニャ皇女と
皇帝陛下の救出に成功したのでした。
お約束のロゥリィの戦闘に伊丹の膝に座るシーンが有りました。
やはり高機動車の運転手は倉田が上手いですし、会話も良いですね。
ピニャ皇太女が即位して兄のゾルザルとの和解を進めるのか
交戦するのか彼女次第になったところで終了。
ゾルザルを倒して主権をピニャに与えると傀儡政権、内政干渉と
言われますからあくまで支援しか出来ない。
ここらが政治的判断の難しいところですね。
現実では米国は失敗続きに思える。
2クール目は色々とバランスが難しかったのでしょう。
炎龍との戦闘までは長く、そこからのテューレとゾルザルの
陰謀は端折った感じがする。
結局キリの良い所で終わらすために駆け足で頑張ったけれど、
決してキリは良くないのですよね。
でも尺の都合があるので仕方ないのでしょう。
続編が作れるように終わって、色恋沙汰は省いた感がありますね。
残念なのはテューレが悪役で終わってしまったことですね。
EDが1期のOPだったのは懐かしくもあり、違和感の
ないのが或る意味凄い。
基本的な視点、設定がブレていないことを意味していると思う。
作品的には俺強い系ですが、自衛隊なので自由には動けない。
作戦行動には許可が必要で不自由さが上手く機能していたと思う。
皆様に愛される自衛隊、国民を守り救出する自衛隊。
自衛隊の良いCMにもなったと思う。
2クール楽しめた良い作品でした。