峰不二子という女 日テレ(6/27)#13終
第13話 最終回 峰不二子と言う女(後編)
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そして、数奇な運命に導かれるかのように、ルパン三世、次元大介、石川五ェ門、銭形警部が集結する。やがて、全てを操っていた黒幕がついに姿を現す……。
どの物語にも始まりがあり、必ず終わりがある。
そして、例外なく峰不二子という女の物語も終焉を迎える時がやってきた…。
アルメイダ伯爵の居る部屋に辿り着いた不二子。
呪縛からは逃れられない様子。
違うだろう不二子?
聞いてはいけない、聞いたらお仕置きだよ。
違うだろう不二子。
過去を振り払って、アルメイダ伯爵を撃つ不二子。
五エ門の切断したシステムを復旧させるルパンと次元。
モニターに映らない部屋に黒幕が居る。
足の裏を見ろ、不二子の足に焼きコテの痕など無かった。
管制室に麻薬が充満し次元が吸い込んでしまう。
不二子を襲う女性達を薙ぎ払う五エ門。
お主は俺のガールフレンドだ。
黒幕の部屋に向かうには階段が無い。
ルパンも到着、質問に答えて階段が出現するらしい。
そんなことするとパパが怒るぜ。
階段を上った先に居たのは博士の娘アイシャだった。
瞳の虹彩でシステムを動かし発声していた。
麻薬フローラインの実験のために少女を誘拐した
アルメイダ伯爵。
その中にも博士の娘アイシャも居た。
自分だけの聖なる少女を作るために頭脳改造を
行っていた。
アルメイダは死んで、自分の人生を奪われたアイシャ。
他社の人生に関心を持った。
自分の記憶を他者に植え付けて世に放した。
IFの世界を観察していたアイシャ。
メイドとして雇われた不二子。
教団に流れる麻薬の作成者に近づくために。
しかし捕まり記憶を上書きされた。
IFの世界を楽しんでいた、泥棒として女として。
しかし、それは本来の不二子だった。
不二子、今日があなたの命日ですと地下に
落とすミネルバ。
悪い子はお仕置きだと火を放つオスカー。
ミネルバはアイシャの母親だった。
夫はアルメイダの実験に逆らわなかった。
しかし娘のために一緒に暮らしていたのだった。
アイシャを連れ出すルパン。
これが世界よ、海を外の世界を見せる不二子。
長くは生きられないアイシャは息を引き取る。
麻薬を吸って争っていた次元と五エ門。
正気に戻って、二度とお前とはやり合いたくないなと
去って行く二人。
ルパン、私を盗むんじゃなかったの?
今日のお前はセンチになり過ぎている。
俺が盗むのはクレイジーなお前だ。
そう、じゃあお先に。
でも、今の不二子ちゃんも良いかなと追いかけると
車が壊れる。
そのルパンをトレーラーで回収した次元。
---最終回---
えっ?こんな展開と言う感じの良い意味での裏切り感が
ありましたね。
あれだけ振っていたアルメイダ伯爵は不二子とは一切
関係が無くてアイシャの記憶を植え付けられただけでした。
アイシャは自分の記憶を他人に植え付けてどうなるのか。
ひいては自分の奪われた人生を代わりに全うさせようと
していたのでしょうか。
つまり、不二子はアルメイダ伯爵とは一切関係
なかったのでした。
と言うことで謎の女、峰不二子でした。
今までの幼い頃の不二子のEDではなく、皆のその後を
描いてました。
ある意味、一大トリックでもあったEDでした。
TVシリーズ1期の前日譚とも言うべき作品でした。
まだルパンも次元も五エ門も個人で仕事をしていた頃の
ストーリーで個別に不二子と関わっていたのでした。
そしてタイトルとおり峰不二子が主役の作品でした。
途中は少し危うかったですが・・・オスカーって・・・
TVシリーズやスペシャルでは、お子ちゃま向けに
なってしまった感のあるルパンをアダルトで
原作に近いテイストで綴ったシリーズでした。
こんなルパンも有りですね。