SHIROBAKO TokyoMX(3/26)#24終
最終回 第24話 遠すぎた納品
最終話TV放送まで3週間。
500カットが増えて動画は1万枚予定。
上がっていない原画カットは80枚。
堂本さんは2週間で7千枚作業可能、残りの3千は
先に当たりを付けてリスクヘッジする。
瀬川も遠藤の隣でスタジオ入りする緊急事態。
井口の指示で各原画マンに作画を割り振る。
絵麻がルーシーのシーンを立候補する。
久乃木も手を挙げる、牛は杉江さんにお願いする。
実物を見学したいので、みどりが手配する。
チーム絵麻っちだね。
下柳が後輩の中垣内にミグ21を高解像化してSに
修正を依頼する、美沙が担当する。
みどりに脚出しの資料を要求する。
野球のプリンス様で女子Cの端役を担当するしずか。
ラッシュで久乃木の牛や、ミサのミグ21Sが披露。
久乃木の作画を褒める監督。
音響設定でセリフの誤植を発見。
デジタル処理で修正する。
木佐のサドルは原画終了まで興津女子が没収。
絵麻を褒める瀬川と井口、将来が楽しみ。
放送当日V編集も終わり、完パケとなる。
問題はテープの配送、葛城、渡辺、と一人の三人では
無理、宮森と矢野も参加しても難しい。
神戸ヨンテレ、新潟テレビ佐渡、北海道旭山ペンギン放送、
広島文太放送、東京NX、小田原テレビ、南房TV、テレビ上高地
撮影は昼ごろ完成、仕方ない、ワイルドカードを出します。
テレビ上高地は興津女子担当。
興津女子はスピードオーバーでパトカーを引き連れても
無事に届ける。
8年ぶりの音速の貴婦人、顔馴染みの服部さんは警部に昇進していた。
7Kmオーバーで許してもらう。
宮森は渋滞に捕まり広島文太放送へ走って届ける。
帰りの新幹線で今後の方向性をロロが訪ねる。
目先のことだけじゃなく、高所から遠くを眺める時期だよ。
アニメを作ることも作る人も好き、アニメを作り続けたい。
打ち上げパーティ、スタッフが全員参加。
木下監督が挨拶に指名され苦しんでいて、到着した宮森を
完敗の合図に指名。
ムサにの将来を背負うエースと紹介される。
アニメは過去からたくさんの会社でたくさんの人が受け継がれてきた
作業の結晶、これからも人の心を明るく照らしたい。
葛城さんが山賊アニメのツーピースを受託。
木下誠一オリジナルの限界集落過疎娘を企画している。
偶然にも上山高校の5人が打ち上げパーティで揃った。
今なら神混淆七福陣も上手く作り直せる。
美沙が宝船をCGで作ってきた。
どんどんドーナッツ、ドーンといこうと誓を新たにする。
---最終回---
三女の最終話は社内、社外も含めて全員が頑張っても
ギリギリの状態。
動画1万枚の凄い作業量。
3千枚が採算ラインとか聞いたことが有りますが。
通常の2倍は描いていると思われます。
ビデオ編集も放送当日のお昼とギリギリ状態。
今まで描かれていなかったテープの配送が問題。
系列局ならデータ転送もありえそうですが、独立局だと
送り届けるしか無い。
ネットのデータ転送は時間帯に依存するので、
いつも同じ状態で配送できるわけではない。
専用線を持っていないと届かない時もある。
そんなこともあり、一番安全なアナログ的なテープ配送です。
こんなところにもドラマが有りました。
興津女子は昔とった杵柄のドライビングテクニック。
海に空に陸と3種類の配送が描きたかったのでしょうね。
無駄に凝っている映像でスタッフは苦しんでそうです。
興津女子が並走する車両は実在するアルピコ鉄道の鉄道娘らしい。
最後のスタッフの全員集合写真が面白い。
主役は声優の鈴木京子さん。
両脇は木下監督と野亀原作者、そして脚本の舞茸と背景の渥美。
マスコミへの影響力も関係ありそうです。
井口さんがキャラデエピソード時の和服だったりしてます。
2クールでここまで色んなエピソードを描いて最後に5人が
成長した姿で再会、誓を新たにする。
夢に一歩も二歩も近づいたと実感して終了。
たくさんのキャラが登場して覚えるのが大変でしたが
エピソードが面白くていつしか、覚えられましたね。
ストーリーも映像も面白い作品でしたね、売上も上々で良かった。
木下監督と久乃木愛が使いやすいギャグキャラだったと思う。
この二人が登場するだけでも笑えるようになっていた。
大倉さんの元ネタ、小倉工房、ちはやふるの背景を
一部担当していることを知って感動した。
確かに綺麗な背景が多かったなと実感した。